第14話 コミュニティに参加してみよう
こんにちは、相談役の藤田です。
働きやすい職場ってどんな職場でしょうね?雰囲気がよく明るい、風通しが良い、提案が通りやすい、給料や休日が多い、清潔感がある、マニュアルがしっかりしている、キャリアアップが目指せるなど、人によって色んなキーワードが出てくるはずです。職場によってもカラーが様々でしょうから、合う職場に入るか、入った職場を自分色に変えていくかは自分次第ですね。
個人的な働きやすい職場は、自分の強みが生かせる、自由度が高い、貢献度に見合った対価をもらえる・・・こんな感じでしょうか。
少し昔の自分なら、切磋琢磨しあえる仲間がいること、給料が高いことなんかも挙げたはずですが、今はそれほど重要ではなくなりました。
それは所属する組織の外にたくさんの人脈ができたからです。職場以外に知り合いができると、それまでの自分の常識が打ち破られて、まったく新しい角度からものごとが捉えられるようになったり、今までとひとあじ違う勉強や経験を積んでいくようになったり。
そうこうしていくうちに、けいあい園もそうですが外部から仕事のオファーをいただくこともあって、所属している“井の中”で満足しなければならない状況ではなくなりました。職場に多少不満があったとしても、他に居場所をいくつも持っているのでメンタル的に常にフラットでいられるようになりました。
経営者のかずさんも言っていた“サードプレイス=居心地の良い第3の居場所”というやつかもしれません。私には私らしくいられる場所がいくつもあります。家庭もそうです。
今日は皆さんにもサードプレイスとして活用してもらえたらと思ってつながりの会を紹介します。
つながりの会は広島市内のデイサービスで働いていた有志が立ち上げた集まりです。会の目的は、現場の悩みや課題を共有し、意見や情報を交換し、仲間を得て、明日からの活力につなげてもらうことです。
月に1回、介護現場で働く様々なメンバーが仕事の後に集って交流しています。去年までは勉強会形式で認知症のことやレクリエーションのことなどいろんなテーマを設けて集まっていましたが、今年は『もっともっと、とことんゆるやかにやろう』ということで、入退室自由、終始フリートークでざっくばらんに会話を楽しんでいます。
テーマも何もないので、『何を話せば良いだろう』と不安になる方もいるかもしれませんが、みんな良い人なのですぐに打ち解けられるはずです。気づけはいろんな本音をぶっちゃけていることでしょう。人見知りの人こそ、参加して自分の殻を破る体験を楽しんで欲しいと思います。私がそうでしたから(笑)
職場の中ではなかなか聞けないようなこと、いろいろ溜まっているストレスなども自由に話せるし、職場の外の人の意見が壁を乗り越えるきっかけになったりして、おすすめです。ゆるやかな場ではありながらきっと、家庭とも職場ともちがう、居心地の良い場所になりますよ。
居心地のいい場所を増やしていくと、オーバーな言い方かもしれませんが人生が輝いてきます。景色が変わります。いずれにせよ、一歩踏み出すのは自分次第ですから、幸せにな人生を送るためにぜひ覗いてみてください。迷ったら動いてみて、動いてから考えればいいです。素敵なターニングポイントになりますように。
つながりの会ホームページはこちらから