デイサービスで幸せにはたらく。

広島市中区江波のデイサービスセンターけいあい園の相談役のブログ。参謀として、理解者として、黒子として、トップと現場の橋渡し役になりながら、素敵な職場・介護事業所にするお手伝いをしています。ブログを書くのもそのひとつ。記事によってはけいあい園以外の方、介護業界以外の方にもお役に立てると思います。組織運営でお悩みの方、現場で悩みながら働かれている方のきっかけになれば幸いです。

第20話 今年の目標を決める前に。

明けましておめでとうございます。藤田です^^

今年は年間通してけいあい園に関わることになります。改めてよろしくお願いします!

 

さて、元号も新たになる今年。どんな1年にしていきましょう?

 

私は少なくとも、皆さんがけいあい園での仕事を通して幸せな気持ちになってもらいたくて頑張ります。無条件に優しくするとか甘いことを言って妥協を許すっていうのとは違うので念のため。

 

私が大切にしていることは、気分良く仕事することです。気分がよければ良い仕事に繋ぐことができるので、基本的に感じの良い対応を心がけています。ムカつくことや困難なケースに直面していても、前向きを意識しています。もとからそういうキャラだったわけじゃありませんが、試してみたら良かったので続けてます。

 

ここの変化がなかなか難しいっていう方も多いと思いますが、皆さんも1日の大半を費やす『仕事』を通じて幸せな気持ちになれたら嬉しいですよね?

 

今皆さんが所属している職場がそんな場所になったら、体力や神経を使って転職活動もしなくて良いしある意味一番楽じゃないですか?だったらやる価値ありますよね!やりましょうよ!って感じで年始から熱くなってしまい失礼しました(苦笑)

ちなみに転職しないでって言いたい訳でもありません(私も転職経験者、人生は自由です)。

 

実際のところは道半ばではあるにせよ、けいあい園の理念である『皆々が互いの幸せづくりに貢献する』という表現は他の事業所と一味違います。

 

要は“知恵のシェア”が進めば進むほど良いです。お互いに知恵や意見を出し惜しみせず、自分の持っているもので相手が喜ぶ、相手が持っているもので自分がきっかけをつかむ的なサイクルを作って行けたら良いですね。

第19話 営業活動のポイント

こんにちは、相談役の藤田です。

 

介護業界に転職して数年後に営業活動を語る日が来るなんて思いもよりませんでした。

 

でも、いくら介護サービスを頑張っても、知ってもらえなかっから、利用して喜んでもらえなかったら、一銭にもならない現実があります。スタッフさんはボランティアじゃないので、良いことをしたら、報酬をもらうべきです。どうせなら最高に喜んでもらって、高い給料を稼いでください。

 

営業活動の必要性、目的、方法についてお伝えしてきました。ただし、やみくもにやっていてもポイントかずれていたら(たとえば送迎圏外の人や、身近に要介護者がいない人に宣伝し続けたとしても)成果に結びつきません。ターゲットを把握するのが大切です。

 

情報を必要としている人にきちんと届ける。

 

その相手は現在の介護保険制度で言えば居宅介護支援事業所のケアマネジャーです。もちろん利用者本人や家族が自分で事業所を見つけてくることもありはしますが(稀です)、ケアプランを作成するケアマネジャーが情報をしっかり集め、いかに利用者にマッチした提案を行うかが高齢者の暮らしに大きく影響します。

 

けいあい園を知ってもらうだけでなく、使ってもらうにはさらに認知度をあげてもらう必要があります。それが次のポイント。

 

単純接触回数5回。

 

ザイアンスの法則というのがありますが、なんらかの方法でその情報にたくさん触れると、頭の中に情報が残ってくれます。まぁ5回じゃなくても良いんですけど、1回チラシを受け取ったくらいでは絶対に覚えてもらえません。まして他に馴染みの事業所を抱えるケアマネジャーですから、月に複数回けいあい園の情報に触れてもらえる状況を作る必要があります。

 

それが事業所に何度も訪問して営業する方法でもいいし(ケアマネジャーも暇ではないですが)、ポスティングやハガキを送るのもいい、研修で挨拶するもよし、ブログを書いて記事が増えていけばネットで『広島市 江波 デイサービス』くらいの検索で上位にヒットしてくるかもしれません。

 

とにかくケアマネジャーに意識していただけるくらい“江波のデイサービスけいあい園”を目や耳に入れていくことがポイントです。

 

情報を必要としている人に、何度も接触する。当たり前のことですができていない事業所がほとんどです。ということは、根気強く続けていれば、必ず相談につながるでしょう。

 

さて、何から始めますか?

 

 

 

 

第18話 営業の方法はいくつもある

こんにちは、相談役の藤田です。

 

このところデイサービスの営業活動についてお伝えしています。

 

営業活動の必要性、目的がわかったところで、実際どう行動しますか?

けいあい園を『知ってもらう』ための活動は、ケアマネジャーの所にリーフレット片手に押しかけるだけが全てではありません。

 

他にどんな方法があるでしょうか?

 

あくまで例ですが、リーフレットを届けるだけでも、飛び込み営業(一番ベタ)、ビラ配り、ポスティング、ダイレクトメール、玄関に設置、研修や交流会で手渡しなどその方法は多岐に渡ります。口コミの力は計り知れないので、勉強会なんかに参加してケアマネジャーや同業者と顔見知りになると後からジワジワ来ます。

 

他にも知ってもらう方法は、ネット(ホームページ、ブログ、SNSYouTube)、メディア露出(新聞、ラジオ、テレビ、チラシ、業界紙)、広告(ネット、メディア、看板、掲示板、建物の壁、電柱、バス、電車、公民館や集会所)、イベント開催など。

 

まだいくらでもあります。どこにアプローチするかも大切なのですが、長くなるので今日は省きます。

 

私が言いたいことは、方法は無限にあるということです。訪問営業が苦手なら、ひとまず他の方法を実行すればいいです。自分が成果を出しやすい方法が見つかるはずです。

 

できない理由ばかり探して結局何もしないより、できる方法を試している人たちの方が、前向きで感じがいいです。

 

厳しい表現ですが、“できない”のではなく“してない”だけです。“わからない”のではなく“知らない”あるいは“考えてない”だけです。実際の話ですし、もともと私がそうでした。

 

けいあい園を知ってもらうためには、できれば思いつくものは全てするほうがいいです。しかしコストがかさむだけの方法なら割り切ってしないことです。

 

知ってもらうための基本は、接触回数を上げることです。つまりけいあい園の情報にどれだけ触れてもらうかが重要です。1回やっただけでは話にならないです。その辺のポイントはまた改めてお伝えしますね。

第17話 そもそも営業活動とは

こんにちは、相談役の藤田です。

 

デイサービスの営業活動。好きな人も嫌いな人もいるわけです(得意、不得意は関係ないです)が、必要なことは確かです。

 

『悩んでいる利用者候補に選択肢を提供する、ある意味“救いの手”みたいなもの』と言えばイメージアップしますかね。

 

人ごとのような活動も“自分ごと”として捉えられるようになったら、景色が一変します。そうなるとあなた自身が色々楽しめるようになります。

 

営業(活動)というのは、『商品・サービスを売って利益に結びつけるプロセス』ということです。けいあい園にとっての商品は“通所介護サービス”です。

 

だけど、私たちは商品・サービスそのものを販売するわけではありません。ん?なんか禅問答のようになってきましたか(笑)利用者や家族、ケアマネジャー(あえて顧客と言います)が何を欲しているかをきちんと掘り下げて考えてみましょう。

 

顧客は『デイサービスに行きたい』と思っていると思いますか?どちらかといえば『自分でできるようになりたい』『介護から解放されたい』とか、『笑顔になりたい』『日常を取り戻したい』みたいな感じではないでしょうか?

 

つまり私たちは、営業を通じてサービスを売るのですが、そのサービスを通じて得られる『笑顔』だったり『感動』だったり『日常』を提供していると言えます。

 

売っているのは商品でなく夢です。

『こうなりたい』を叶えるものです。

 

だから、デイサービスの営業活動はお年寄りに自分の事業所を使わせるという“ちっぽけな目的”ではなく、高齢者を元気にし、家族を明るくし、ケアマネジャーの仕事をはかどらせ、地域の安心に貢献するための、超絶価値ある目的のための活動であると言えるでしょう。

 

目的がわかったところでどのように営業活動を行っていけばいいか。その辺を解説していきます。

第16話 営業活動は必要か

こんにちは、相談役の藤田です。

 

今日のテーマは“営業”です。沢山伝えられることがあるのですが、読みやすくしたいので小出しにしていきます。

 

私たちの仕事は利用者さんへ介護サービスを提供することですが(本当はもっと深い意味合いがあるのですがそれは後日)その利用者さんはどこから来ますか?

 

デイサービスを利用する人は沢山いますが、あなたの施設に通わなければ、あなたが仕事をする相手はいないということです。収入は発生し得ないのです。

 

ではあなたの施設に通ってもらうには、どうすればいいですか?レクリエーションを盛り上げればいいですか?介護の技術を高めればいいですか?施設を綺麗にすればいいですか?人間関係を良好にすればいいですか?

 

当然それらは必要なことです。しかしそれだけでは実際に人は集まらないのです。収入は発生し得ないのです。

 

利用していただくための前提条件、答えは簡単

知ってもらうこと。

 

知らない事業所に紹介するケアマネジャーはいません。だってそこに事業所があることを知らないんですから。

 

まずは知ってもらうことです。知ってもらって、来てもらって、見てもらって、感想をもらって、ニーズを把握して、良くしていけばいいのです。

 

『こんなサービスを提供しよう』の前に、顧客を知ってから、その顧客にあうサービスを考え提供するというスタンスでいいのではないでしょうか。

 

転職したばかりの頃の私は、介護の仕事についたはずなのに、営業を学ぶなんて‥と不満でしたが、理解していなかっただけでした。

 

営業という文字にどうしても抵抗があるなら、“情報発信”でも“コミュニケーション”でも“人助け”でもなんでもいいです。営業は必要です。

 

営業といってもやり方はひとつではないので、また紹介しますね。

第15話 文章短くします。

こんにちは、相談役の藤田です。

 

久しぶりの投稿になりましたが、過去の記事も役に立つことばかりのはずですので(誰のツボにどうはまるかはさておき)、ぜひきかっけにしてくださいね。

 

そして、今後は文章をもっと削ぎ落として短くできるよう意識します。その方がみなさんの貴重な時間を奪わずに済みますし、私にとっても言いたいことをシンプルに伝えやすくする鍛錬にもなります。

 

けいあい園の仕事がもっと負担が減って、質が上がって、楽しくなって、やりがいややる気が増えて、利用者さんに喜んでいただけて、スタッフさんの幸せにつながるように。

 

私が学んで試してうまくいったこと、失敗して乗り越えたことなどを惜しみなく盛り込んでいこうと思います。簡潔で読みやすく、実践に繋げやすい記事になるよう工夫していきます。

 

困っている時に『なんか役に立つこと書いてないかな』と立ち寄れるブログにしていけるよう魂込めて書いていきますので、行動するかしないかはあなた次第ですが、ぜひお役立てください^^

第14話 コミュニティに参加してみよう

こんにちは、相談役の藤田です。

 

働きやすい職場ってどんな職場でしょうね?雰囲気がよく明るい、風通しが良い、提案が通りやすい、給料や休日が多い、清潔感がある、マニュアルがしっかりしている、キャリアアップが目指せるなど、人によって色んなキーワードが出てくるはずです。職場によってもカラーが様々でしょうから、合う職場に入るか、入った職場を自分色に変えていくかは自分次第ですね。

 

個人的な働きやすい職場は、自分の強みが生かせる、自由度が高い、貢献度に見合った対価をもらえる・・・こんな感じでしょうか。

 

少し昔の自分なら、切磋琢磨しあえる仲間がいること、給料が高いことなんかも挙げたはずですが、今はそれほど重要ではなくなりました。

 

それは所属する組織の外にたくさんの人脈ができたからです。職場以外に知り合いができると、それまでの自分の常識が打ち破られて、まったく新しい角度からものごとが捉えられるようになったり、今までとひとあじ違う勉強や経験を積んでいくようになったり。

そうこうしていくうちに、けいあい園もそうですが外部から仕事のオファーをいただくこともあって、所属している“井の中”で満足しなければならない状況ではなくなりました。職場に多少不満があったとしても、他に居場所をいくつも持っているのでメンタル的に常にフラットでいられるようになりました。

 

経営者のかずさんも言っていた“サードプレイス=居心地の良い第3の居場所”というやつかもしれません。私には私らしくいられる場所がいくつもあります。家庭もそうです。

 

今日は皆さんにもサードプレイスとして活用してもらえたらと思ってつながりの会を紹介します。

 

つながりの会は広島市内のデイサービスで働いていた有志が立ち上げた集まりです。会の目的は、現場の悩みや課題を共有し、意見や情報を交換し、仲間を得て、明日からの活力につなげてもらうことです。

 

月に1回、介護現場で働く様々なメンバーが仕事の後に集って交流しています。去年までは勉強会形式で認知症のことやレクリエーションのことなどいろんなテーマを設けて集まっていましたが、今年は『もっともっと、とことんゆるやかにやろう』ということで、入退室自由、終始フリートークでざっくばらんに会話を楽しんでいます。

 

テーマも何もないので、『何を話せば良いだろう』と不安になる方もいるかもしれませんが、みんな良い人なのですぐに打ち解けられるはずです。気づけはいろんな本音をぶっちゃけていることでしょう。人見知りの人こそ、参加して自分の殻を破る体験を楽しんで欲しいと思います。私がそうでしたから(笑)

 

職場の中ではなかなか聞けないようなこと、いろいろ溜まっているストレスなども自由に話せるし、職場の外の人の意見が壁を乗り越えるきっかけになったりして、おすすめです。ゆるやかな場ではありながらきっと、家庭とも職場ともちがう、居心地の良い場所になりますよ。

 

居心地のいい場所を増やしていくと、オーバーな言い方かもしれませんが人生が輝いてきます。景色が変わります。いずれにせよ、一歩踏み出すのは自分次第ですから、幸せにな人生を送るためにぜひ覗いてみてください。迷ったら動いてみて、動いてから考えればいいです。素敵なターニングポイントになりますように。

 

つながりの会ホームページはこちらから

tsunagarinokai.jimdo.com