第16話 営業活動は必要か
こんにちは、相談役の藤田です。
今日のテーマは“営業”です。沢山伝えられることがあるのですが、読みやすくしたいので小出しにしていきます。
私たちの仕事は利用者さんへ介護サービスを提供することですが(本当はもっと深い意味合いがあるのですがそれは後日)その利用者さんはどこから来ますか?
デイサービスを利用する人は沢山いますが、あなたの施設に通わなければ、あなたが仕事をする相手はいないということです。収入は発生し得ないのです。
ではあなたの施設に通ってもらうには、どうすればいいですか?レクリエーションを盛り上げればいいですか?介護の技術を高めればいいですか?施設を綺麗にすればいいですか?人間関係を良好にすればいいですか?
当然それらは必要なことです。しかしそれだけでは実際に人は集まらないのです。収入は発生し得ないのです。
利用していただくための前提条件、答えは簡単
知ってもらうこと。
知らない事業所に紹介するケアマネジャーはいません。だってそこに事業所があることを知らないんですから。
まずは知ってもらうことです。知ってもらって、来てもらって、見てもらって、感想をもらって、ニーズを把握して、良くしていけばいいのです。
『こんなサービスを提供しよう』の前に、顧客を知ってから、その顧客にあうサービスを考え提供するというスタンスでいいのではないでしょうか。
転職したばかりの頃の私は、介護の仕事についたはずなのに、営業を学ぶなんて‥と不満でしたが、理解していなかっただけでした。
営業という文字にどうしても抵抗があるなら、“情報発信”でも“コミュニケーション”でも“人助け”でもなんでもいいです。営業は必要です。
営業といってもやり方はひとつではないので、また紹介しますね。