第17話 そもそも営業活動とは
こんにちは、相談役の藤田です。
デイサービスの営業活動。好きな人も嫌いな人もいるわけです(得意、不得意は関係ないです)が、必要なことは確かです。
『悩んでいる利用者候補に選択肢を提供する、ある意味“救いの手”みたいなもの』と言えばイメージアップしますかね。
人ごとのような活動も“自分ごと”として捉えられるようになったら、景色が一変します。そうなるとあなた自身が色々楽しめるようになります。
営業(活動)というのは、『商品・サービスを売って利益に結びつけるプロセス』ということです。けいあい園にとっての商品は“通所介護サービス”です。
だけど、私たちは商品・サービスそのものを販売するわけではありません。ん?なんか禅問答のようになってきましたか(笑)利用者や家族、ケアマネジャー(あえて顧客と言います)が何を欲しているかをきちんと掘り下げて考えてみましょう。
顧客は『デイサービスに行きたい』と思っていると思いますか?どちらかといえば『自分でできるようになりたい』『介護から解放されたい』とか、『笑顔になりたい』『日常を取り戻したい』みたいな感じではないでしょうか?
つまり私たちは、営業を通じてサービスを売るのですが、そのサービスを通じて得られる『笑顔』だったり『感動』だったり『日常』を提供していると言えます。
売っているのは商品でなく夢です。
『こうなりたい』を叶えるものです。
だから、デイサービスの営業活動はお年寄りに自分の事業所を使わせるという“ちっぽけな目的”ではなく、高齢者を元気にし、家族を明るくし、ケアマネジャーの仕事をはかどらせ、地域の安心に貢献するための、超絶価値ある目的のための活動であると言えるでしょう。
目的がわかったところでどのように営業活動を行っていけばいいか。その辺を解説していきます。