デイサービスで幸せにはたらく。

広島市中区江波のデイサービスセンターけいあい園の相談役のブログ。参謀として、理解者として、黒子として、トップと現場の橋渡し役になりながら、素敵な職場・介護事業所にするお手伝いをしています。ブログを書くのもそのひとつ。記事によってはけいあい園以外の方、介護業界以外の方にもお役に立てると思います。組織運営でお悩みの方、現場で悩みながら働かれている方のきっかけになれば幸いです。

第0話 筆者自己紹介

ブログをご覧いただきありがとうございます。

2018年9月からデイサービスセンターけいあい園の相談役を仰せつかりました、藤田です(^^)

 

経営者のかずさんとは6年くらいの仲になります。

初対面の時から「一緒に働きたい」と思っていただけていたようで、この度こうした形でデイサービスの運営に関わらせていただくことができ光栄です。ワクワクと緊張が入り混じっています。

 

初めての投稿ですので、今日は私の自己紹介をさせていただきますね。

 

私は三重県出身の36歳で、大学卒業後は小売業界の某大手企業に就職し、店舗運営や全国の店舗の新規開店/改装などに携わっていました。

縁あって、2012年に妻の地元である広島に移り住み、地域の医療法人が運営するデイサービスで働いたのち、現在は社会福祉士の資格を活かして医療ソーシャルワーカーとして同じ法人の運営するクリニックの病棟で患者様の入退院や在宅生活の支援に携わっています。

 

世界を目指す大企業から、地域に志す小さな組織に身を移すのは勇気がいりました。業界もまるで違います。

前の仕事を辞めたいと思っていたわけではなかったので、当初お誘いを頂いた時はとにかく悩みましたが、思い切って飛び込んだ世界、自分に責任があるわけですからなんとか成長につなげようと一生懸命に取り組みました。苦手なことも誰かが代わりにやってくれるような規模の職場でもないため、イチからいろんなことにチャレンジしました。

その甲斐あって大企業にいた頃には想像もしなかったような経験を積ませていただき、介護や医療のことだけでなく業界を超えた様々な知識やスキル、かげがえのないつながりに恵まれました。とはいえ、転職して6〜7年の経験ですから、まだ未熟な部分もたくさんあり日々勉強中です。

 

家族は妻と子どもが3人、趣味/特技はDIYやイラストを描くこと、料理、バスケ、ラジコン飛行機など・・あ、広島では大きな声では言えませんが地元柄ドラゴンズを応援しています。カープが嫌いなわけじゃないですよ(笑)あとはネットラジオでパーソナリティ活動もしていました。

 

やたら長くなってしまいましたが、ここから本題です。

 

医療ソーシャルワーカーの本業には穴を開けたくないこと、子どもとの時間をしっかり過ごしたいことなどから、私自身はけいあい園の直接実務には入らず、“相談係”的なポジションで関わらせていただくことになりました。

 

経営者のかずさんの経営戦略や運営管理の相談に乗ったり、スタッフさんの日々のお仕事のきっかけになるアドバイスをとおして、皆さんの夢/目的を達成するためのお手伝いをさせていただきます。

 

皆さんはどんな職場で働きたいですか?

 

私がいつも心がけていることは、“現場メンバーが仕事を楽しんでいる状態”をつくることです。学生時代から大企業に入った時も、今もずっと大切にしている根っこの部分です。

仕事は人生のたかだか一部でありながらも、やはり多くの時間を職場で過ごします。それがポジティブなものでなかったら、どれだけ切り替え上手な人でもプライベートに大なり小なり影響しますよね。

 

仕事自体は真面目にやるのですが、タイミングを見て冗談を言ったり、ちょっと様子が変だと思ったらフォローに行ったり、わざわざ疲れた表情を見せないようにしたり、いろいろ気をつけてきました。その過程で、職場の仲間が「一緒にいると楽しい」とか「お前にだけ相談したいことがある」とか言われるとすごく嬉しかったことを覚えています。

自慢したいわけではなくて、同じようにしてほしいわけでもなくて、考え方として参考にしていただけたら幸いです。

 

もちろん私だって考え込んで落ち込んで悩むこともあるし、うまくいかなくてネガティブ思考から抜け出せず自信を失うこともあります。でも、誰かにおんぶにだっこしてもらうのが人生ではないですし、自分で立ち直らなかったらいつまでたっても変わらないので、基本的に前を向いてやってきました。「楽しいから笑うんじゃない、笑うから楽しいんだ」・・いいこと言いますよね(笑)

 

とにかくそんな感じで、職場をポジティブな一体感で満たすということを手伝いたいと考えています。

なぜか。

経営者がひとり頑張っても、事業は成り立ちませんよね。一緒にいるスタッフさんひとりひとりのモチベーションがあがるだけで、結果は自ずとついてきます。

挨拶からかもしれないし、風通しの良い雰囲気づくりかもしれない。

私は経験的に事業の目的達成のためには現場の満足度を上げることが最重要だと知っています。念のためですが、スタッフさんを甘やかすということとは違います。ひとりひとりが目的を理解し、自分の役割を精一杯果たすことが目的の達成へつながります。


まぁ職場ではたらく理由はひとそれぞれで温度差もあって当然、私だけが鼻息の荒いことを言ったところでしょうがないので、ひとまずスタッフさんがどうすればムダ・ムラ・ムリなく気持ちよく仕事に向かえるか、一緒に悩んでいきたいと思います。

 

けいあい園の現場にいつもいるわけではない私が、年齢や介護経験で言えば皆さんより下かもしれない私が、これからどんなふうにお役に立てるだろうかと自問自答しています。


これは私にとってひとつのチャレンジでもあります。限られた時間をつかって、自分の持っている全てをそそいで、最大の効果をもたらせられるように、精一杯頑張ります。経営者と現場スタッフの橋渡し役にもなりたいです。


私は決してけいあい園の“偉い人”ではないのでご安心ください。だからといって“してくれる人”でもありません。なんだか難しい立ち位置ですが、少しでも皆さんがきっかけをつかめるようなサポートをしていきます。


このブログもそんな意図を込めて作成しています。このブログが皆さんにとって経営者の思いを共有する場となり、より働きやすい職場づくりのヒントとなり、日々の活力となることを願っています。不定期に更新していきますので、“駆け込み寺”みたいな感覚で訪れていただけると嬉しいです。

 

初回から長々と失礼しました。最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

明日からも頑張りましょう。応援しています。